画集「寺越慶司の恐竜」掲載作品 クリックすると紹介ページへ
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トリケラトプスの頭骨と白亜紀最期の夜 1

 

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to "Triceratops: A moonlit skull in the end of the Cretaceous 1"
作品番号: 87-09300
制作年月日: 1987.09.30
筆彩画寸法: 34 X 50 cm
デジタル化サイズ: 59 X 86 cm / 350 dpi
画材: キャンソンミタント紙 + アクリル絵具
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[ 恐竜時代の終末 ]

 白亜紀の末、動物界の主役が入れ替わる「大絶滅」という事件が起こった。この絵は、科学雑誌の挿画として、この絶滅を描いたものだ。
 恐竜の滅亡とその後の世界の始まりを、白亜紀最期のある一日を想定して、象徴的に描いている。死をまぬがれた鳥や爬虫類、哺乳類が、干からびた恐竜の骨の回りにたむろしている。雲間の月が、そのようすを寒々しく浮かび上がらせている。
 描写のモデルとするために作ったトリケラトプスの頭骨模型を、この絵のポーズで机の上に置いてみたところ、重心の関係で、頭蓋骨は後ろへ倒れ、口が開くことが分かった。だが、不気味さを軽くするために、ここではあえて頭骨の口を閉じた構図で描いている。

【「寺越慶司の恐竜」(2007年) より. HP向けに一部補筆 】
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